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小豆や大豆の殺虫剤、今まで何年か乳剤を使っていますが、効果がいまひとつ無いようです、粉剤の方が良く効くでしょうか、乳剤でも効果的に防除する方法教えて下さい。


Yahoo!知恵袋 抜粋

ag-ag 2018 6/7 質問 小豆

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『効果がいまひとつ』の原因は、次が考えられます。

①効果のある農薬を使っていない。

②同じ農薬を続けて何回も使っている。

③散布液が十分付着していない。

まず、①ですが、大豆や小豆で発生しやすい害虫を列記しますと次のとおりです。

・アブラムシ類

・蛾の幼虫(マメシンクイガ、ウリノメイガ、オオタバコガ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ等)

・カメムシ類

・ハダニ類

・ダイズサヤタマバエ

害虫の種類によって、効果のある農薬は異なりますから、駆除を目的とする害虫と農薬が一致しない場合は、あまり死なない=つまり効果がいまひとつ、となってしまいます。

また、スミチオン乳剤などの有機リン剤を散布されていたのであれば、登録があるアブラムシですが、もともと抵抗性がついている輩がやって来ていた可能性が高く、ほとんど死ななかった、とも推測できます。

さらに、天敵を殺してしまって、逆に害虫が増えるという現象もあります(専門的にはリサージェンスと言います)。

次に、②ですが、特にハダニは、最初は効果があっても、同じ農薬を何回も使っていると、抵抗性がついて効かなくなる確率が他の害虫より高いです。

最後に③ですが、大豆に農薬を散布した経験から言いますと、薬剤が付着しにくいのは確かです。

乳剤は、基本的には展着剤は不要ですが、場合によっては、展着剤を加用するのも手です。

また、害虫によって、寄生部位・加害部位が異なりますので、葉の表・裏、茎、サヤ、つまり、植物体全体に滴り落ちるぐらいの十分量を散布するのがコツです。

あと、散布のタイミングがハズレた場合も被害を受けますが、この場合は、いつ頃被害を受けたかを記録され、来年はその少し前に効果のある農薬をあらかじめ散布される、という手を使えば、「効果が上がった」となると思います。効果のある農薬でも、マメの中や茎の中に食入してしまえば、効きが悪くなりますからね。

粉剤ですが、乳剤より効果があるといわれていますが、手に入りにくいのと、専門の道具がないと均等に撒くのが大変でしょうから、あまりお勧めは致しません。当然、①②の原因があれば、乳剤を粉剤に変えたとしても意味がありません。大豆などの登録農薬を調べてみましたが、粉剤で発生しやすい害虫(上述)に効果があるのでお勧めしたいという農薬もありませんね。

以上は、一般的な回答になっていますが、具体的な害虫名または被害、今使っている農薬名(殺虫剤名)の情報があれば、さらに、詳しく回答できると思います。補足してくだされば、追記いたしますが、文字数制限に引っかかるぐらいの長文になります(笑)
ag-ag 2018 6/7 回答
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どの乳剤を使用されてきたのかわかりませんが・・・・

『トレボン乳剤』はいかがでしょうか?

トレボン乳剤は幅広い害虫に優れた殺虫効果が期待でき、速効性と残効性に優れています。

効果の持続性から、長期間害虫の発生を抑えます。

また、人や動物に低毒性なため、安全面も考慮できます。
きてぃちゃん 2020 9/29 回答
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