知っている例では、農家が、スーパーに直接売り込んでいます。 納品だけで半日潰れるとぼやいていました。 もちろん商社系の納品も多いと思います。
名前をつけた状態で市場や仲買人を通してるパターンと、スーパーと直接契約してるパターンがあると思います。 ものを売るという事は営業をかけるという事になりますから、足を使って営業するのもひとつの方法だと思います。 農協や部会もそうですが、農家~お客さんまでの仲介が少ない程、手取りは上がると思いますが、こういう物を、あとこれだけ欲しいとか、注文も直接対応しなければいけなくなるので大変です。 農家には大雑把に2つのパターンがあると思います。 少量生産でも販売にも手間をかけて**して収入をあげるパターンと、販売を部会や農協に任せて生産に集中して収量をあげるパターンです。 どっちつかずに良いとこだけ憧れていると中途半端になってしまいます。 農協の販売ですと大量に扱うので運賃が安かったり、選果手数料は要るものの、選果に人を雇う必要がなくなる、クレームのストレスもない、良い物も悪い物も全て売り分けてくれる等、自分が営業しなくて良いのでメリットも色々あると思います。 今は大きな選果場なら、光センサーで糖度の評価なんかもして貰えるなら、まずは糖度の高いみかんを多く作る事に集中すれば手取り単価は上がるのではないかと思います。 個人で営業マンや選果スタッフを雇うのは大変だと考えますので、部会というのは、それをみんなで割り勘している感覚だと考えます。 考え方は人それぞれですが、農家として生産の設備や機械がある場合、最大限それを利用して可能な限り生産する方が有利ではないかと考えます。